老朽化した既存木造休憩舎を解体し、2棟の休憩舎を計画しました。
じゃぶじゃぶ池に接する休憩舎はお子様を中心に誰でも利用しやすい計画とし、
もう1棟は将棋等を楽しみながらくつろげる空間にしました。
年月が経つとともに深みを増しながらも、耐久性のある材料で計画しました。

団地に隣接する公園に、屋外トイレを新設しました。
近隣の保育園の遊び場、ご高齢者のスポーツの場として利用されています。
トイレとして目立つことなくシンプルに、中が丸見えにならないよう動線を配慮し、安全で衛生的なトイレを計画しました。

立派な樹木が多く、近隣に親しまれている公園のトイレを改築しました。
子供たちの元気な声の中に、ご年配の方々が憩う姿が印象的な公園です。
落ち着いた雰囲気で公園に佇むように、水平を基調にシンプルなデザインにしました。

通りからは少し奥まった住宅地にある静かな公園のトイレの計画です。
もともとトイレのない公園だったため、地域の要望から実現しました。
静かな公園にはシンプルなデザインが馴染みます。
色は自治会長を交え、地域に相応しいものを選びました。

生田緑地内にある「日本民家園」。重要文化財を含む野外展示施設ですが、その本館ではこれらの古民家の基礎知識を学ぶことができます。
今計画は本館の第２展示室です。オープン展示だったコーナーをガラスで覆い、置くことのできなかった貴重な資料を展示できるようになりました。
旭硝子の低反射ガラス「クリアサイト」に高透過加工を処理した特殊ガラスを使用しました。
ガラスが透明過ぎるので展示品は良く見えるのですが、頭をぶつけないか心配になるほどです。

生田緑地内に２つの四阿（あずまや）が建ちました。
老朽化した四阿の建て替え工事の計画です。
伝統工法を重んじながらも現代の構造手法を取り入れています。
緑豊かな環境の中で、木を直接楽しんで頂けるよう檜の素材を尊重し、
永く安全に親しまれるよう計画しました。
銅板の屋根は年月とともに深みが出てくることを期待しています。